2015,09,04, Friday
私がアロマセラピストの資格取得や開業の準備期間に
とてもお世話になった兵庫先生が
“ローズ・ラパン”に遊びに来て下さいました。
先生は、アロマテラピーサロン“アロマピア”(大阪谷町6丁目) と
医療専門学校の講師のお仕事をされていて、
たいへん忙しく、2,3か月前からの待ちに待ったお約束でした
まず、ラパンおすすめの 北区上賀茂のフランス料理店
“ル・ルソン・キ・ボア”へランチに行くことになりました。
そして美味しいお料理をいただきながら
再会をお祝いしました
とてもめずらしい桃の冷静スープ
メインは鴨とイチジク
ゴージャスなデザートに二人とも大喜びして
食後も、アロマについて、サロン経営について
会話は、盛り上がりっぱなし
“ローズ・ラパン”が、今日のように
お客様が絶えないアロマテラピーサロンになったのは、
“施術力”だと思っています。
私にそれを教えて下さったのは、兵庫先生です。
先生は細身なのに、施術はとにかくパワフル!
先生のお人柄から発する、やさしく強いパワーで
施術後は「温泉に入ったような効果だ!」と感じたものです。
兵庫先生のような高い技術を持ったセラピストになりたいと願う私に
先生は惜しみなく色んなことを教えて下さいました。
さて、ル・ルソン・キ・ボアを後にした二人は、
晩夏の風に吹かれながら、深泥池を散策しました。
どんぐりが落ちているのを見つけた先生は、楽しそうに拾いはじめ
「緑色のどんぐりって初めて!」
「運動会の時の緑色のミカンみたいなもんやね」
と、いつまでも本当に嬉しそう
アロマセラピストになる人って、
自然のフとした出来事が本当に好きなんですね・・・フフフ
“ローズ・ラパン”に帰り
兵庫先生は、お客様として、今度は私の施術を受けて下さいました。
施術をしながら、日々少しずつ成長している自分に
しみじみと喜びが湧いてきました。
施術後のティータイムでは、
「ローズ・ラパンは、リピートしたいサロンナンバーワンやわ~
」と
おすみつきをいただきました。
先生とお会いすると、初心に戻り、
そして、今の自分にエールを送ることができます
兵庫先生と過ごした楽しい晩夏の思い出を糧に、
さらに上を目指して頑張るラパンです・・・
ラパン日記:: | 11:08 PM
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2015,08,31, Monday
ローズ・ラパンから、歩いて2分の所に
“アシュクルク”という、素敵なワインバーがあります。
今出川通りから民家の間を南へ50メートル、闇を照らす灯りに誘われて、
引き込まれるように入ったお店は
、
オレンジ色のあたたかい光に包まれた、不思議空間でした。
なんと店主は、京大文学部卒という高学歴な女子です。
仲良くなった今では、いつも私の“笑いのツボ”に入ってくる不思議な人です。
そんな不思議ちゃんこと ゆりかさんと、この夏の初めに、
下鴨神社の「足つけ神事」へ夕涼みに出かけました。
ゆりかさんは、大人になってからは初めて着たという浴衣もしっくりと馴染んで、
私たちは、日本の夏の夜を満喫していました。
という、素敵な夏の思い出が
一転して、悲しい夏の思い出へと変わったのです。
夕食に入ったお店で、ゆりかさんの携帯電話紛失という事態が発覚・・・
不安な一夜を過ごしたであろうゆりかさんは、
あくる日、警察その他へ紛失届けを出し
夕涼みで歩いた道のりを捜し回りました。
その後も、「楽しい思い出」を「悲しい思い出」にしてはなるものか!と
私も一緒に2日がかりの大捜索・・・
しかし、携帯電話は見つからず、すでに一週間以上経ち・・・
ドシャ降りの日もあり、水没しているという不吉な可能性も大で・・・
あとは、奇跡を信じるしかありませんでした。
ゆりかさんは、いよいよあきらめ、
新しい携帯電話を購入することを決めた朝
封書で「警察へ届いております」という知らせがあったそうです。
しかし手にした携帯電話は、水没マークが・・・
しかし、しかし、ゆりかさんは、瀕死の携帯電話を“天日干し”し
見事に生き返らせたのです。
“携帯電話水没からの復旧”の情報をくださった方のブログです。
"http://blogs.yahoo.co.jp/ja24314/MYBLOG/comment.html?p
ゆりかさんが、「何かお礼をしたい」と申し出たところ、その方は
「あきらめている人の役に立ちたいだけ・・。」と 深イイ一言を下さったそうです
こうして 楽しい思い出 ⇒ 悲しい思い出 ⇒奇跡の思い出 となった
心あたたまる不思議な夏の出来事でした。
今夜も私は、“アシュクルク”のおいしいワインと ゆりかさんに会いに行きます
アシュクルク自慢の煮込み料理
私の大好物 鶏レバーのペースト
世界地図があるのは、世界のワインを置いているから・・
インド、ルーマニア ブルガリア などの、ワインが飲めるのは日本でもめずらしいそうです
不思議ちゃんこと、ゆりかさんと過ごす時間は、私の“楽しい癒し”です・・・
私にも、素敵な奇跡が起こるかも・・・・・
“
アシュクルク” (アラビア語) の意味は、
『
私はあなたに感謝します』 です。
ラパン日記:: | 03:24 PM
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2015,07,27, Monday
梅雨が明け、これから来る盛夏を迎えようと、
下鴨神社の「みたらし祭り」へ行きました。
平安時代、季節の変わり目に貴族は、禊はらいをして、罪、穢れをはらっていたそうです。
それが庶民に伝わり、現在は、下鴨神社の夏の風物詩となっています。
糺の森を抜けると、暗闇の中に、提灯の灯りが美しく浮かび上がっています。
千灯もの提灯は、とても幻想的で美しい限りです。
いよいよ境内のみたらし池に入っていきます。
浴衣のすそを濡れないように持ち、種火のある小さな祠でろうそくに灯をともし
火を消さないように水の中を進みます。
湧水は、とても冷たく、時折吹く夜風にろうそくの火が消えそうになり、
なかなかのスリルを味わいながら、しばし暑さを忘れる、風情のある神事です。
御手洗社前の祭壇にロウソクを献灯し、無病息災を祈りました。
ここに祀られている 瀬織津比売命 (せおりつひめおみこと) は
罪、穢れを祓ってくれる神様なのだそうです。
また、安産にも御利益があります。
池から上がると、ご神水もいただけます。冷たくておいしい!
身も心も清められるようです。
そしてお札も可愛い足型をしています。
奉納は水の中へ
また下鴨神社は、みたらし団子の発祥の地でもあるのです。
ご神体の井戸から出る泡を型取って作ったと云われています。
串に5個ついているのは、人間の五体をあらわしているのだそうです。
私のお気に入りのみたらし団子は、出町柳の鴨川沿いにある
「古都香」
いつ食べてもほっこりするおいしさは、古都香さんのこだわりの賜物です。
涼しげな水出し煎茶と一緒にいただきます。
これで今年の夏も元気に乗り切れそうです・・・・・
ラパン日記 | 10:40 AM
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2015,06,29, Monday
ご予約は旦那様からでした。
施術当日には、旦那様は奥様より一足先にお支払いに“ローズ・ラパン”に来て下さいました。
ジャージー姿がよく似合う旦那様は、爽やかで礼儀正しく、
どこかの学校の体育教師のようでした。
奥様がお誕生日のこと、6ヶ月前にご出産されたこともお聞きしました。
お約束の時間に、奥様が驚きの表情でおみえになりました。
「たった今、主人から聞いたんです!」
食事に行くからと、車で家を出られて着いたのは、“ローズ・ラパン”の前。
そして旦那様はいきなり
「予約しておいたから行っておいで」と送り出して下さったのだそうです。
あまりのサプライズに奥様は、未だに何が起こったのか信じられないような表情で・・
そして、目には美しい涙が溢れて・・・
旦那様の車は、長男のえいた君を乗せて走り去っていきました
この感動のシーンに、私までうるうる・・・
“ローズ・ラパン”の夜の時間は大人気、数週間先までご予約が入っている状態なのですが、
旦那様はかなり前もってのご予約で、完璧な
バースディサプライズ
はお見事です
奥様のあきさんとは、ご結婚3年目、大学時代からの8年のお付き合いだそうです
体育の先生の雰囲気を漂わせていた旦那様は、なんと中学の英語の先生でした。
そして、あきさんも同じく英語の先生で、今は産休でいらっしゃいます。
アロマサロンは初めて、というあきさんです。
“ローズ・ラパン”を気に入っていただけたご様子です。
3~7種類の精油をブレンドして、トリートメントオイルを作りますが、
木の香りが好きなあきさんには、“ひのき”と“日本産の檸檬”を使いました。
シンプルですが、クールビューティーなあきさんに似合う、
洗練された素敵な香りになりました。
お家もむくの木を使って建てられたそうです
旦那様は、やさしい中にもぶれない心を持った、とても子煩悩な人だそうです。
毎日えいた君とお風呂に入り、楽しそうな歌声が聞こえてくるのだそうです
えいたくんは、とっても可愛く
幸せな家庭が目に浮かぶようです。
“ローズ・ラパン”の癒しの空間で、森の香りと旦那様のやさしい気持ちを
感じながら、すっかりリラックスされたあきさんでした。
、
とびっきりの笑顔で帰って行かれたあきさんに、
幸せのおすそ分けをいただいたようで、私もとびっきりの笑顔になっていました
あきさん、やさしい旦那様、素敵な感動をありがとうございました
いつまでもお幸せに
ラパン日記 | 12:17 PM
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2015,05,03, Sunday
藤棚の下でお茶をする という一年越しの約束が実現しました。
昨年は誘っていただいていたのに
気づいた時には、咲き終わっていたので
今年こそはと楽しみにしていました
一斉にしずくのように垂れ下がる藤は、日本古来の意匠の文様や
日本画によく描かれるだけあって、人の心を奪う、本当に美しい花です。
初夏という新しい季節のはじまりに このうす紫の目に新鮮な色も
まさしく“藤色”と云われる、心を打つ美しい日本の“彩”です。
短大で染織を学び、帯のデザインの仕事を十数年していた私は
この藤の花を何回もモチーフにしたものです。
あれから何年も経ち、こんなに
心豊かに“藤の花”を愛でる機会が訪れるとは、
尚子さんと出会ったから・・・本当に嬉しいことです。
藤の花に埋もれて自撮してみました
いつも、おしゃれなテーブルセッティングで
あたたかく迎えて下さる尚子さんです。
バナナケーキは、もちろん尚子さんの手作り
急に伺ったにもかかわらず、
「昨日焼いて一日ねかしていたからお味見もしてないのよ」
と さらりとおっしゃるのですが、
いつ来ても食べ頃の手作りスィーツがあるなんて、すごいなぁー
つい先日も突然伺ったのに、手作りチーズケーキが出てきましたよ
なんて素敵な主婦ライフでしょう
いつお会いしても旦那様と仲が良くて・・このやさしい空気
うらやましい限りです
穏やかで平和な時間が流れ、あっという間にお昼ごはん時に・・
お茶だけのつもりが、「ランチも一緒に」と誘って頂き、
美味しい話を断ることを知らない私は
あつかましく、ご一緒させていただくことになりました。
きれいなキッチンで、尚子さんは手際よく、あっという間に作りあげました
“しらすとたらこのスパゲッティ”の出来上がりです
トッピングは、カイワレ大根と大葉
味付けは、オリーブオイルとバターとお醤油
美味しすぎる・・!!
すべての食材が程よく調和した、ヘルシーでやさしい味
尚子さんのお料理のセンスは抜群です
いつ来て何を食べてもおいしいんだから!
こんな素敵な暮らしは、私の憧れです
今日もお腹も心も大満足で
元気をいっぱいもらって帰ってきました・・・
ラパン日記 | 09:28 PM
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