下鴨神社の「みたらし祭り」へ行きました。
平安時代、季節の変わり目に貴族は、禊はらいをして、罪、穢れをはらっていたそうです。
それが庶民に伝わり、現在は、下鴨神社の夏の風物詩となっています。
糺の森を抜けると、暗闇の中に、提灯の灯りが美しく浮かび上がっています。
千灯もの提灯は、とても幻想的で美しい限りです。
いよいよ境内のみたらし池に入っていきます。
浴衣のすそを濡れないように持ち、種火のある小さな祠でろうそくに灯をともし
火を消さないように水の中を進みます。
湧水は、とても冷たく、時折吹く夜風にろうそくの火が消えそうになり、
なかなかのスリルを味わいながら、しばし暑さを忘れる、風情のある神事です。
御手洗社前の祭壇にロウソクを献灯し、無病息災を祈りました。
ここに祀られている 瀬織津比売命 (せおりつひめおみこと) は
罪、穢れを祓ってくれる神様なのだそうです。
また、安産にも御利益があります。
池から上がると、ご神水もいただけます。冷たくておいしい!
身も心も清められるようです。
そしてお札も可愛い足型をしています。
奉納は水の中へ
また下鴨神社は、みたらし団子の発祥の地でもあるのです。
ご神体の井戸から出る泡を型取って作ったと云われています。
串に5個ついているのは、人間の五体をあらわしているのだそうです。
私のお気に入りのみたらし団子は、出町柳の鴨川沿いにある
「古都香」
いつ食べてもほっこりするおいしさは、古都香さんのこだわりの賜物です。
涼しげな水出し煎茶と一緒にいただきます。
これで今年の夏も元気に乗り切れそうです・・・・・
ラパン日記 | 10:40 AM | comments (x) | trackback (x)