ポマンダーとは、香料とスパイスを丸めて作った“香り玉”のことです。
中世のヨーロッパでは疫病が蔓延したので
病気から身を守るためには空気を清浄にすれば良いと考えられ
疫病予防や魔よけのためにポマンダーを身に付けていたのがはじまりだそうです。
礼子さんと初めて出会ったのは、メディカルハーブの講座でした。
その時、講師の先生に沢山の質問をする私を見て、びっくりしたそうです。
講座が終わってから、コーヒーを一緒に飲み
初対面なのにすっかり仲良くなりました。
その後、私はアロマテラピーの道へ
礼子さんはハーブをさらに深く勉強し、
今はご自宅でハーブを利用した楽しい講座を開いておられます。
そして、礼子さんは、月に一度は【ローズ・ラパン】を訪れて下さいます。
施術の翌日には、いつも
「アロマ効いたよ!すごく元気になった、アロマってすごい!!」と
嬉しいメールを下さる、とても思いやりのあるやさしい人です
そんな礼子さんが、オレンジポマンダーを持ってきて下さいました。
生徒さん達に、ポマンダーの作り方を教え
礼子さんは私の為に作って下さったのでした。
オレンジにクローブを刺して、シナモンをまぶしたものです。
クローブは丁子の木の花蕾で、殺菌・抗菌効果の高いスパイスで
1.5センチ位の釘のような形をしています。
大きなオレンジに小さなクローブをぎっしりと刺すのは、
なかなか根気のいる作業ですし、完成後2~3週間乾燥させるという、
手間暇のかかった素敵な贈り物でした。
オレンジとクローブとシナモンが混ざりあったいい香りです
普通、生のオレンジは腐ってしまいますが、
ポマンダーは10年以上腐らないのだそうです。
クリスマスが終わっても、礼子さんの心のこもったこの可愛いポマンダーは
【ローズ・ラパン】のお守りとして大切に飾り続けます・・・
ラパン日記 | 11:24 AM | comments (x) | trackback (x)